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青酸カリの話

青酸カリは、化学式KCN、正式名称をシアン化カリウムという。比重1.52.無色の結晶で、潮解性があり、猛毒である。致死量たったの0.3グラム。融解したカリウムにアンモニアを作用させて、カリウムアマイドをつくり、これを、木炭とともに教熱して、得られる。
また、苛政カリ溶液にシアンか水素を作用させても得られる。メッキ、金属の焼き入れ、金銀の精錬、分析などに使われる。しかし、多くの場合シアンかナトリウムでもよいので、これに置き換えられて、青酸カリはしだいにもちいれられなくなっている。
一般に、青酸カリをのむと、胃酸と反応して、シアン化水素が発生して、肺の中のヘモグロビンと結合して、酸欠をおこして、死ぬといわれる。

毒薬と、劇薬の違い

毒薬と、劇薬はよく混同しがちだが、普通、50%致死量を基にして、経口投与で300ミリグラム以下を劇薬とし、30ミリグラム以下を毒薬としている。
すなわち、劇薬は毒薬であるための必要条件であり、毒薬は劇物であるための、十分条件といえる。

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